大学で教えない歯科経営アカデミーNo17 ライバルをつくろう!

大学で教えない歯科経営アカデミーNo17
「ライバルをつくろう!」
というお話をさせていただこうと思います。
前回で
「患者さん1人が来院していただけるのに、
いくらまで出せるか?」
というお話をさせていただきました。
これは、いろいろ基準があって、
「2万円とか、3万円とかかけても大丈夫だ」
と言われる方もいらっしゃるんですけど、
来なくなる患者さんもいますので、
1回きりの患者さんや、
自費で1回きりで終わってしまうような
治療の場合の患者さんには3000円ぐらい。
ホワイトニングなど、
リピート系の回数が多い患者さん、
これは5000円以上はかけても
いいかなというふうに思いますし、
インプラント患者さんなら
1万円ぐらいかけても、
全然元は取れると思いますし
それぐらいかけるべきだと思っています。
Life Time Valueを考えれば、
それぞれこの3倍とかまで
考えてもいいと思いますし、
実際にそのぐらい平気で出している
東京の先生たちはいくらでもいらっしゃいます。
競合がいっぱいいる地区であれば、
もちろんお金もかかるし、
地域単位も相当狭くしないと、
東京などでは全域では単価が高くて
せめて区単位
大きな町では町単位、
駅の北、南などでわけなければなりません。
区や東京都という単位では
PPC・・いわゆる1クリックいくらとかっていう
宣伝方法は高すぎて
できなかったりすると思います。
ただ、地方キーワード、
例えば、私の住む群馬。
最近だと、
群馬でも群馬・インプラントなんて
もう結構高くなっているのかもしれませんけれども、
地方であれば手薄ですし、
広告費自体も安いです。
地域の他の歯科医院も、気づいている人は
このPPCで勝負していますので、
ライバルが設定できれば、
その歯科医院に対して、
勝つべきなのか、
そのキーワードはいらないから
今は負けとくべきなのか、
そういったことも考えながら
勝負をやっていけばいいのかな
というふうに思います。
今回の宿題は、
「では、そのライバルというのはどこの誰なんでしょうか?」
というのが質問です。
ライバルの歯科医院と
あなたが思っている医院は、
どこが優れているのか、
負けている部分はどこなのか?
まずは分析して見てください。
フェラーリに乗っているとか、
彼女がかわいいとか、
そんなのもありだと思います。
どこが負けているのかはたまた勝っているのか
その辺を今日は書き出してみてください。
全国を相手に戦うなら全国でも
最も売り上げている歯科医医院が
ライバルですね!
本日は以上です。