大学で教えない歯科経営アカデミーNo6 進まないタスクはどうするのか?

大学で教えない歯科経営アカデミーNo6
進まないタスクというのは、どうしても出てくる日常茶飯事です。
前回の宿題で、「タスク管理をする人を自分以外にしましょう」というお話をしました。自分だけで管理するとほとんどの人が、なぜかちょっとした勢いが出ずに、タスクが進まなくなるからです。
毎朝、本日のタスクを他人に書き出してもらう。それによって、自分の意識もそちらに向きますし、もちろん見えを張るということから、行動が早くなると思います。
ただ、そこまでやってもタスクが進まないという現象は、出てきてしまいます。
ではそんな進まないタスクはどうするか。3日たっても全く進まないタスクというのは、赤線を引いてもらうというのを前回にお話ししました。
私は3日たって進まないタスクは、必ず細分化するというようにしています。できれば3つ以上のステップにして、ステップ1とかの数字を入れているんですけど、ステップ1は、今からやるタスクの題名だけをそこに書き出すとか、そのぐらいの単純な、もう本当に小さなことにステップ1を置くようにしています。これをやや大きめの付箋に書き出しています。
これはその日のうちに、ステップ1だけは必ずやるというようにするために、ステップ1は必ず小さな一歩にするようにしています。付せんに今日必ずできるステップ1の項目というのをそこに書き出すようにしています。
ステップ1に簡単なものを置いて、「何かちょっと手を付けだしましたよ」という雰囲気を醸し出す。すると自分がのってきて、ステップ2以降を行っていき、実は、「これ、やり出したら簡単だったよね」なんていうことはよくあることです。
タスクを細分化して、ちょっとだけ進んでいるよという自己認識をするようにしています。
しかし、さらに3日たっても、進まないタスクももちろんでてきます。ステップ1までは行くんだけど、2、3は全然動かないなという状態で行くようでしたら、実際にそのタスク自体を本当にやる必要があるのか。自分には向いていない、あるいはやりたくないという理由がないか。誰かに依頼あるいは丸投げすることができないか。このようなことを考えて、タスクの内容を自体を変化させるようにします。
今回の宿題です。「トイレなどに目標を貼り出してください」というふうにお願いしたんで、皆さん、貼り出してありますよね。「そういった目標からタスク化したものの中で、進んでいないタスクを見つけ出して、細分化したタスクにする」。
全く進んでいないタスクというのを、3ステップ以上に細かくし、1日に本当にここまでだったら絶対に進めるよというところまで細かくしてみて、ステップ1を進めてみてください。できれば今日やってみるということでお願いします!
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